こんばんは。サックス奏者の堀江有希子です。🎷
今朝、歯磨きしながらふと
「住む場所によって仕事や、進みたい道がやっぱり変わってくるな。」
と思いました。
この話は、よく聞く話でその通りだと思っているのですが、
職業柄「ミュージシャン」としてが大前提で、その中でどんな仕事をして、どんなミュージシャンになりたいかの話でした。
でもそれが、やりたい事や夢なんかが漠然としている人はどうなのだろうと考えたのです。
以前、『東京女子図鑑』という(Amazon)Primeオリジナルドラマを見たのですが、それが面白くて。
= 作品紹介(転記)=
主人公・綾が23歳で上京してから40歳になるまで、東京だからこその価値観や事象に翻弄されながらも強く生きる女性の人生模様を、その時々に暮らす街を背景に恋に仕事に、悩みつつも成長していく過程を描く。
= = = = =
三軒茶屋に始まり、恵比寿、銀座、豊洲、代々木上原と変わっていきます。
まず、住む土地に対してのイメージやどんな傾向の人が住むのかなんてあまり意識もせず、聞くこともなかったので、とにかく街ごとに思想や傾向があることに驚き、興味が湧きました。
新しい価値観を見たようで単純に面白かった。
共感し私もこの主人公のような人生を辿りたいかと言うとまた別の話ですが、
“街が自分の背景となり人生を変えていくんだ~”と意識するようになりました。
今の街に引っ越し、三ヶ月が経ちました。少し先を見据え自分のお尻を叩くために『ちょっと背伸びした』物件で、実際に今お尻叩かれています(笑)。大きな変化なんてまだないですが、背伸びした結果の現状も面白いし、モチベーションに繋がる家に決めたことはよかったと思っています。
そして、下町の土地柄も性に合っているなと、ホッとしているところ。
水辺と大きな公園と神社仏閣とコーヒーショップが近所にあり、少し足を伸ばせば美術館がある。
バスに乗りこれを書いている今も『あぁいい所だなぁ』と。
さて、この気に入った場所で『近い将来私はどんな人になりたいんだろう』と考えるわけです。
先日、ホリエカルテットのメンバーにポロっと最近漠然と頭をよぎることを話しました。
『サックス奏者が絶対に主軸だけど、それに固執せず“堀江有希子”として出来る事や、やりたい事をしていきたい。そしてそれが微力でも人の役にたつ事に繋がるようにしたい。』と。
ミュージシャンとして、プレイヤーとしてスキルアップし、大きな仕事もしたい野望はいつもありますが、実は最近それだけが私の全てではないんじゃないかと真剣に考えています。
そんな思考になったのは、思い切って引越し心機一転したことが一つ大きな影響を与えてくれたのは間違いありません。
今の街の背景、思想を十分に楽しみ“私が出来ること”をこの場所で見つけていきたいです。
今週末は、引っ越したからこそ出会えた素敵なお店でのライブを開催します♡(これ本当!)
このライブについては次のブログで。
さ、今週続くライブの準備やるぞーーーー💪
Lots of LOVE … YUKIKO HORIE Saxophone
p.s.
淡路島出身の私にとって、海の向こう側の陸地が都会で、そこへ一度出て見たいと言う思いは中高生の頃に抱いていました。
“住む土地が変われば”と言うのは、大きくみればこの頃から知っていた事なのかもしれません。